「レギュラー価格200円を超えないとガソリンだけでは運営できない」原油価格の高騰に販売店も悲鳴
- NO.9927512 2021/10/18 18:11
「レギュラー価格200円を超えないとガソリンだけでは運営できない」原油価格の高騰に販売店も悲鳴 - 高騰を続けるガソリン価格が7年ぶりに1リットル162円を超えた。価格は6週続けて上昇しており、歯止めが掛かる様子は今のところ見られない。この状況に消費者はもちろん、販売店からも悲鳴が聞こえ始めている。
東京・世田谷区にあるフルサービスが売りのガソリンスタンド「MAXエネルギー世田谷SS」の松田龍馬代表取締役は「(今の原価だと)レギュラー価格が200円を超えないとガソリンだけでは運営できない」と苦しい経営状況を明かす。社長含む5人のスタッフで運営する同スタンドでは、松田さんも毎日現場に出て、バイトスタッフと汗を流している。
「ガソリン自体がそんなに利益がある商品じゃないので…」
そのように話す松田さんのガソリンスタンドでは、レンタカーや車の販売、板金、事故対応、改造など車のこと全般のサービスを提供する形でやりくりしている。洗車やオイル・タイヤ交換程度のサービスだけではやっていけず「別荘の掃除に行ったり、要望があれば何でもするような感じだ。本当に便利屋さんみたいな…」と松田さん。
ガソリンスタンドがガソリンを売るだけでは生き残ることが難しい背景には何があるのか。ガソリンスタンド勤務歴21年で店長やエリアマネージャーを経て独立。現在は車関係の店舗コンサルティングを行うロードサイド経営研究所の三上康一代表取締役は次のように語る。
「(価格高騰は)産油国の問題。世界的に新型コロナウイルスが拡大して、車を使わなくなるのでガソリンの需要が減った。そこで産油国は減産を始めた。徐々にコロナの収束は見られるようになったが、減産の手を緩めていない」
根..【日時】2021年10月18日 15:00
【ソース】ABEMA TIMES
【関連掲示板】